こんにちは、かりんです。
長く子ども英語教育に携わっていると、いろんなスタイルの先生をお見かけします。テキストは同じ、指導法もおよそ決まっている。それなのに、先生によってレッスンの印象が全く違う風になるんですよね。
不思議ですよね~。同じ指導法でも、ワクワクするようなレッスンになったり、真面目な雰囲気のレッスンになったり、ほんわか癒しのレッスンになったり....児童英語講師の数だけ受ける印象が違うんです。
この記事は、児童英語講師が『自分の個性や強み』を生かしたレッスンをするために、まずは自分のことを整理して、自分のアピールポイントを発見。それをレッスンにつなげていこう♬という内容です。
憧れの先生を真似したい気持ちは分かるが、自分とキャラ合ってますか?!
たとえば、洋服でも、オトコでもそうですよね。好きな服、着てみたい服、好みのオトコが、必ずしも自分にピッタリだとは限らない!!!
・・・という悲しい現実を、まずは認めよう。
それと同じく、キャラも無理に変えてしまうと、周りが引いてしまうはず"(-""-)"
のび太は、ジャイアンにはなれないし、逆もしかり。
ン十年付き合ってきたキャラは、既にアナタの血となり肉となっているのだ。嫌でも染みついてしまったアナタのキャラを無理に剥がすなんて、ナンセンス。最大限に利用して、個性炸裂しちゃいましょー( `ー´)ノ イエーい♬
かくいうワタシも、キャラ替えに失敗した痛い過去が。。。
かつて、ベテランの先生から『生徒のしつけは、はじめが肝心。とにかく、厳しくした方がいいですよ。』とアドバイスをいただいた。そして、ワタシも頑張って、クールで厳格な講師を装ってみた。
でも、苦しいんです。厳しくないのに、クールじゃないのに、フリをするのは。居心地が悪いわ、キャラがミスマッチで、厳格な顔つきのワタシを笑い始める子供達(-_-;)もう、そうなると、幾ら叱っても言うことなんて聞いてくれませんから。
あ゛-----ぢかれた(;´Д`)
虚しくも栄えある第1回目のレッスンは、ワタシの眉間に深いシワを残して、徒労に終わったのだった。
The End
まずはキャラ設定。そして、『どんなスタイルで子どもに英語を教えるのがここち良いか』を探ってみましょう
身近な家族、友人に自分がどんな風に見られているかを教えてもらっては、いかがでしょうか?
へえーワタシって、そんな風に見られてるんだ~。
と、新しい自分を発見できるかもしれませんよ。自分のことって、分かっているようで、分かっていないモンですよね。
●友人や家族からどう思われている?
相反する面があるのは、人によって見られ方が違うのかもしれません。
ワタシは...〇大人しい 〇パワフル 〇優しい 〇繊細なところも 〇天真爛漫 〇大ざっぱ 〇丁寧 〇頑張り屋 〇大胆
●あなたが居心地の良いことは?
ワタシは....〇ゆったり、リラックス 〇優しくすること 〇人を笑わせること 〇アクティブに動くこと 〇ワクワクさせること 〇変化
●あなたが居心地の悪いことは?
ワタシは... 〇せかせか急ぐ 〇厳格な態度 〇声を荒げて叱ること 〇終始、真面目でいること 〇動きがないこと 〇単純作業、変化のないこと
- 自分の印象
- 居心地の良いこと
- 居心地の悪いこと
●かりん講師の個性と強みを生かしたレッスンとは?
優しく、時にはパワフルで、子供の頃の感覚を忘れない。厳格なレッスンスタイルよりは、リラックスしながら、時に冗談を言って笑いを取る。身体を使って身につける、静よりも動的なレッスンスタイル。
例えばこんな風に
●自分のキャラを客観視
●居心地の良いこと
●居心地の悪いこと
をそれぞれ挙げてみると、自ずと『世界に一つだけの花』すなわち、自分にピッタリのレッスンスタイルが見えてくるのではないでしょうか?
児童英語講師の数だけ、個性ある魅力的なレッスンスタイルが生まれます。カリスマ講師のマネをしたい気持ちは分かるけれど、その講師とあなたは全くの別人格。