こんにちは、かりんです。
なんて、思っていませんか?
というのは冗談ですが、どんなお仕事にもキツさがあるように、児童英語業界にもそれなりの苦労があります。
子どもに英語を教えて15年以上。まだまだ研究中の“かりん講師”が集めたネタを、シリーズ『こうすれば上手くいく!これから子ども英語講師を始める方へのアドバイス』にて、テーマ別に書いていきます。
これから児童英語講師を目指す人、悩める現役・児童英語講師のお役に立てれば嬉しいです☆
フランチャイズの子ども英語講師は、なるのは簡単、辞めるのは難し
教える場所と立地さえ良ければ、それほど高い英語力がなくても、先生にはなれるんです。
もちろん、宣伝も自力でやって生徒が1人でも入れば、ね。2年間生徒0人だったら、自然と講師の座をはく奪されます。てか、そこまで生徒が集まらなかったら、いい加減向いてないって気づくよね~。
敷居は低いけど、続けるのに努力が必要なのかなって思います。英語力と教室を経営するチカラは、徐々に実戦で身につけていきましょーというスタンスなのでしょう。
しかし、たった数名でも教室の運営を始めたからには、「やっぱり(講師に)向いてないから、やーめた!」と放り出すわけにはいかんのです。よほどの事情がない限りは、会社によっては2年間のしばりがあったりして。なんだか、携帯会社のしばりみたいですね。万が一辞める場合は、せっかく集まった生徒さんの英会話教室の転入先まで、最後まで見届けるアフターケアも必要でしょう。それに、近所の目もあるので軽はずみなことができないのも事実。
さて、厳しい研修にも耐えて、やっと開けた自分の教室。会社の本部スタッフに、生徒募集まえから「センセ」なんて呼ばれてごらんなさい。すっかり、やる気になっちゃいますから。
これからは、看板を出しているだけで、自然と生徒が集まってくるのねん。なんて、のんびり構えていたワタシが甘かった('Д')
フランチャイズは結局、集客や営業、マネジメントも全部やるべし
実家で開いた英語教室は、母と二人三脚で始めたけれど、集客が安定するまではなんと2年!
自腹の折り込み広告に加えて、近所のポスティングなど定期的に、お金と足も使いました。ポスティングって普通、やらないでしょ。怪しい人だと思われないように、ビクビクしながら周っていると逆に、突然玄関から人が出てきて睨みつけられたりして、スタコラ退散!なんてことも、ありました。
母親がスーパーポジティブ人間で、「かりんちゃんのおかげで、いろんな家を眺めながらお散歩できて、いい運動になって嬉しいわ~。」だって。ある日のポスティングでは、ポストにこんなシールが貼ってありました。
毎日ご苦労様です。
これは、親子で泣きましたねえ。ポストに向かってお辞儀しましたよ。
ちなみに当時の折込みチラシは、1000枚入れてやっと1人の反応。入会じゃないですよ、電話がかかってくるだけ。今では、ほとんどの若い世帯が新聞購読をしないので、こういう営業方法も前時代的なんだろうな~。
人数が安定するまでは、派遣の事務と掛け持ちで、自宅→派遣先→実家・泊→自宅を日替わりで移動してました。
夫にも「あれ、今日はどこへ行くんだっけ?」と何度も聞かれる始末でした。いや~若かったですね、フットワークの軽さに驚きます。
営業活動は、入会したらそれで終わりじゃないんですよね。継続学習してもらうための営業活動がずうっと続くのがツライところではないんでしょうか.....hahaha( ;∀;)
あ、それから宣伝用ポスター、チラシなどが募集時期になると、段ボールでドサッとひと箱届きます。かなり場所を取るので、荷物置きのスペースは確保しておいた方が良いですね~。ストレスなく過ごせます。
いよいよ次回からは、レッスンのエピソードについて、話していきますね。
See You!
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