こんにちは、かりんです。
元気でさえあれば、子供と愉しくレッスンできるけど、腰が痛かったり、ちょっと具合が悪い時は、それこそ地獄の1時間だよ...。
子供って、弱っている大人をみたら「鬼の首」を取ったみたいに強気に出ることもあるんです。
子供英語講師に必要なのは、1に体力、2に気力、3に寛容、4にコミ力、5に英語力なのではないでしょうか?
もちろん、発音や英語力は重要だけど、TOEIC 900オーバーのスコアを持っていても上の1~4が欠けていたら、この仕事続きません!
せっかく出会った子供たち、長く見守っていきたいですよね。
体力は大事ですよ!うん。
今日は、児童英語講師を目指す人たちへ、児童英語講師は『体力勝負』のお仕事ですよ!!!ということをお話していきます。
児童英語の幼児クラスはまさに、動きっぱなし(*´Д`)
幼児英語は40分の中で、【歌や踊り、単語の導入~ゲーム、絵本、劇ごっこ、運筆やアルファベット等】パパパッと進んでいきます。このテンポが乱れると、恐怖の無法地帯と化してしまう。
アツイー。カユイ!ちょっと走ってきていい?もっと、おもしろいことしようよ~。等々...
先生は、それはもう身振り手振りを大げさに、動いて動いて動きまくる。夏場に扇風機の熱風を浴びながら、わき汗で濡れたシャツ、汗で化粧が落ちた顔...必死の形相で動くワタシ。オカルトですよ、ホントに。
J-SHINE小学校英語指導者資格の研修へ行ったとき、こんなエピソードがありました。
あるJ-SHINE取得者が、小学校で英語を教えることになり、彼女は頑張って連続5コマを指導したそう。で、最後の5コマ目が終わろうとするとき...ぶっ倒れたそうです(+_+) セミナー講師は、こう言いました。
幼児英語は、歌と踊りの振り付けを20曲以上は覚えよう♫
普段運動をしている先生は、このパートはわりと得意だと思う。踊りは、アタマで記憶するのではなくて、カラダで覚えるものだから。でもダンスが苦手な先生は、ここで苦労するかもしれないですね~。
初めて保護者の前でノリノリでお遊戯したときは、かなり恥ずかしかった!!! いい年した大人が、NHKの歌のお姉さん?!のノリでやるのですから。きっと、保護者も笑いをこらえていたのでしょうね。
この仕事をしていてヤバイな?!と思うのは、羞恥心を忘れて幼児と同化してしまうこと...それも、当たり前のように。四十路オンナが幼子の真似を違和感なくする姿、これもオカルトですね。
もし一般の人が、子供英語講師の研修に交じってしまったら、かなり引くんじゃないかな。40-50代の講師たちが、グループ練習で幼児役を熱演しているのを見たら...。とってもシュールな現場ですので(ΦωΦ)フフフ…皆さん、月影千草なみの女優魂をもってます!
子供英語は年齢別にテンションを変えるんです
いくらパワフルな先生でも、何時間もハイテンションではいられないですよね。
大丈夫です!幼児クラス、小学校低学年クラス、中学年、高学年と年齢が上がるごとに、子供たちのテンションも落ち着いてくるので、先生の体力もちょっとずつ温存できますよ。
パワフルなレッスンは2年生くらいまで。それ以降は、だいぶ落ち着いてきますから。
子供のテンションに合わせて、学年が上がるごとにクールダウンしていく感じで、1日4コマ教えてもその後にヨガのレッスンを受けるくらいの体力は残ってます。
そして、時には笑いも必要!
ワタシ、たまに笑いを取りに行くんですが、年齢によって笑いのツボが全然違うので、ネタも変えます!
幼児、低学年はとにかくオーバーリアクションにすると、たいてい受けるので笑いが取りやすい。中学年は話題のお笑い芸人ネタ、高学年は‟さんまさん”のようにネタを振る感じで、ちょっと雰囲気をリフレッシュしたり。
子供に笑いはとっても重要!
つまらなそうな子どもの表情が、パッと明るくなる瞬間が見たくて取り入れてます。ちょっと雰囲気がよどんでいるな....というときに、清涼剤の1つとして笑いが有効なんです。
もちろん、そのあとのレッスンの食いつきも良くなりますよ。
定期研修へ行くと魅力的なベテラン講師ほど“キャラ立ち”してます。、ちょっと失礼な言い方かもしれないけど...彼女たちが模擬レッスンをするときは、もう立っているだけで面白いんですよ。つぎは何が始まるんだろう?というワクワク感に思わず惹き込まれます。そういう先生は、エイジレスな存在感・カリスマ性を持つ、いわばスター☆のような存在。
児童英語講師に体力は必須項目です!そして、体力を補う助けとなるのが『キャラ立ち』と『笑いを取ること』。
何故ならば、子供たちがスムーズに集中できれば、無駄な体力の消耗が抑えられるからなんです。
デキル講師ほど、体力温存が可能なんですね☆
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