2020年の東京オリンピックに向けて、子供英語業界はいま、生徒獲得をかけた戦国時代に突入しようとしている。
少子化による児童の減少、大人向け英会話教室の子供英語事業への参入、小学校英語必修化が目前に迫るなか、子供英語業界では、少ないパイの奪い合いが始まりつつある( ゚Д゚)
そう、世はまさに『子供英語業界・戦国時代』のはじまり、はじまり~。
10年前、2006年の英語教室も沢山あった。
2006年の子供英語業界も、多くの会社が参入していました。そして、2016年現在も『ビンバンブンクラブ』の倒産以外は、活動を続けています。この中でも、ECCジュニアがダントツ・シェアを持っていたのではないでしょうか?
直営の子ども英語教室・一覧
○イーオン・アミティー ○KTC外語学院 ぺっぴーキッズクラブ ○ミネルヴァ ○ジオス子供英会話 ○小学館ホームパル ○セイハ英語学院 ○タンブルトッツ三田教室 ○Dr.フォニックス・イングリッシュアカデミー ○モデル・ランゲージ・スタジオ
自宅・貸会場の子ども英語教室・一覧
○ECCジュニア ○学研教室 ○アクティブキッズ(生徒宅) ○ステップワールド ○ビンバンブンクラブ ○ベネッセこども英語教室 ○ヤマハ英語教室 ○ラボ・テュータースクール ○アルク Kiddy CAT英語教室
少子化による児童の減少は避けられない!
以下の表は、内閣府平成27年度 少子化社会対策白書『我が国の人口構造の推移と見通し』です。
表によると、0歳~14歳までの人口割合が以下のとおり示しています。
♦1960年 30% (28,067,000人)
♦1987年 20.2% (24,753,000人)
♦1998年 15.1% (19,059,000人)
♦2015年 12.5% (15,827,000人)
*2015年度から2016年度の1年間で、0才~14歳までの人口が約253,000人減少する見通し。
ココカラは予測------
♦2020年 11.7% (14,568,000人)
♦2030年 10.3% (12,039,000人)
これらが表す内容は、このさき子供英語へ通う対象年齢(0歳~14歳)の人口が、1年間で25万人ずつ減少していくということ!子供英語へ通う年齢層の人口減少に加えて、新規参入も増えてきたのが現状です。
子供英語業界、期待の新規参入に脅かされるかも?!
COCO塾ジュニア
医療・介護分野の教育事業で40年以上の実績を持つニチイが始めた『COCO塾』と『COCO塾ジュニア』。
ネーミングやフランチャイズの方向性が、大手ECCジュニアとソックリなのが気になるところ。続々と全国にスクールを展開中!
英会話ロボットMusio (ミュージオ)
手のひらサイズの英語教育用ロボット。英語でコミュニケーションができるようになることを一番の目的に音声による会話に軸を置いてるとか。AI(人工知能)に特化したロボットで、使えば使うほど賢くなり成長していくみたい。
ただし、発音には敏感なので、ネイティブでないとなかなか正しい音声を認識するのが難しいので、今後の改良に期待したいところ。また、Musioには専用教材があり、学習の幅も広がりそうですね。
発売日:2016年6月頃 価格:事前予約72,000円~
詳しくは、MUSIOの公式サイトをご覧ください。
オンラインでフィリピン人講師とマンツーマン英会話
顧客満足度No.1といえば、DMM英会話!かなり講師の質が高いです。1日25分レッスンをしても、月5000円弱はお手頃です。(2016年1月より1000円値上げして、月5000円弱になりました。)
フィリピン人講師は英語の発音がきれいで、優秀な講師陣ばかり。実際に子供へ教えているフィリピン人講師の話では、オンラインでも子供とレッスンは楽しくできるそうです。
が、難点は近くにいるママが、講師の英語を日本語に直して子供に伝えてしまいがちな所だとか( ;∀;)せっかく英語で理解しようとしている子供も、ママの通訳つきだともったいないですね。
その他のオンライン子供英会話
○リップル キッズ パーク ~日本初子供向けオンライン英会話~
○キッズ スター イングリッシュ ~3才からの子供専用オンライン英会話~
売りは、自宅で格安に、外国人と実践的な会話ができるところ。スカイプさえ繋がる環境なら、ホントオススメです。ま、フィリピンは通信状態がたまに悪い時もあり、運が悪ければ講師の声を聴き取れない時もあるけど。
日本人講師も今まで通りだと、淘汰されてしまうかも?
英語教育は、2020年に向けて着々と動き始めています。そんな中、長年勤めたベテラン講師も、現状維持ではいられない。
現在は、共働き夫婦が多いので、平日習い事のお迎えが難しい子供には、オンライン英会話の需要も増えてきているのでは?
また、子供英語業界へ多くの企業が参入することにより、顧客が求める子供英語講師のハードルも高くなるのは否めない!
子供を立派に育てることが上手なベテラン講師でも、入会希望者が沢山集まる入り口がまずは欲しい☆