こんにちは、かりんです。
児童英語講師になって15年以上…まだまだ💦と未だ試行錯誤しながら、頑張ってます(¯―¯٥)
何故ならば
10年前、5年前、最近…と子供の感覚、保護者の感覚、英語教育への意識などなど、時代によって変化していくからなのです。
それ故に
児童英語講師のお仕事は、経験を積めば積むほど奥が深く、やりがいのあるお仕事なんですよね。
もう超ベテランだから、教えるのなんてチョロイもんよ( `ー´)ノこの完璧な私に何でも聞きなされ!
まぁ、こんな先生はいないと思いますが、もしこんな考えの先生がいたら化石講師・予備軍の危険性が!!!
さて、この『こうすれば上手くいく!これから子ども英語講師を始める方へのアドバイス』シリーズは、現役・児童英語講師のお悩みをテーマ別にまとめています。
前回の記事で、子供英語講師に必要なのは、1に体力、2に気力、3に寛容、4にコミ力、5に英語力とお話しました。
この記事では、子供英語講師に2番目に必要な、気力についてお話しますね。
生徒がこんな様子になったら、要注意
●保護者からの、こんなセリフ。
●授業がなんだか、ダラダラ進んでる。講師の言うことは聞いてくれるけど、目が死んだ魚のように虚ろ…。
●反抗的な態度
英語ツマラナイ
ヤメたい
何か面白いことないのー?
疲れたー
生徒同士の雑談が長引く。
これらの警報をスルーしてはなりませぬ!放っておくと、生徒の退会続出につながりかねないから。
何故ならば... 生徒のやる気=先生のやる気 なのだ!
子供のパワーって、凄いですよね。体力・気力が減退中の大人は、太刀打ちなぞできません!
でも、もし自分が生徒の立場だったら…と想像してみて!
●生活に疲れたおばさん(オトナ)に、英語習いたい?そんな、くたびれた人から愉しい英語の世界に入っていける?
●機械的なレッスン、テンション低め、マンネリ化しているレッスン。また、コレやるのぉ?と、思わず口に出してしまう。
●逆に、先生の精神状態が不安定で、怒りっぽい先生の顔色を伺いながら緊張して授業を受けるのは?
これらは、講師の気力減退やマンネリ化から来るもの。
そうです!
子供のやる気の無さ=講師のやる気の無さ、気力減退 が1番の原因なのです。
今から、講師の気力をアゲアゲにしよう作戦!
それでは、どうやったら講師の気力をアゲアゲにして、生徒のやる気もアゲアゲにできるか、一緒に考えてみましょ。
先生、睡眠足りてる?
寝不足でもイケるのは、20代まで。睡眠は1番のエネルギーチャージでっせ。目にクマもできちゃうし、ね。
気力と体力はつながってる!
気力アップには、日々の体力維持が基本ですね。特に、運動が苦手な先生、筋力不足は腰痛や膝の痛みが出やすいですよ。子供英語講師は、生徒の目線に立つので、膝や腰を曲げる動作はマストアイテム。腰痛、膝の痛みでは、これ以上の苦行はないでしょう(T_T)
体力維持には定期的な運動を!
30代以降から老後まで、定期的な運動は健康への第一歩。運動すればする程、疲れにくい体質になり、多少の無理も効くカラダになります。
これをしている時が幸せ♡という、趣味・娯楽は大事
仕事のストレスは、他で発散。例え、レッスンで落ち込むことがあっても、趣味でストレス発散。前に進むしかないので、例え嫌なことがあっても、気分転換してアタマを空っぽにしましょ。
まずは、先生自身がHAPPYな気持ちでいることが大事
幸せオーラのある人のそばに、ヒトは寄ってきますね。それは子供も同じ。英語の授業以外の、日々の過ごし方、「今、自分は幸せか?」を自問自答してみて。小さな幸せにも感謝できる「幸運体質」を目指したいですよね~。
実際、講師の気力を維持することで、レッスンもラクになれるんです。
講師の無気力レッスン→生徒のやる気ダウン→講師が怒る→生徒の不満→講師が悩む→生徒は教室を辞めたくなる→講師の無気力レッスン
ギャーΣ(゚Д゚) このループ、書いていて怖くなりました!
こんな悪循環に陥ってしまったら、立ち直るのも時間がかかりそう!気力・体力の消耗激しく、軌道修正をするのに、さらに気力・体力が必要になるはず。
このループの逆を実行すれば、良いのです。
講師の体力アップ→生徒がムム?なんだか先生のパワーを感じるゾ→講師は生徒の反応の良さを実感し、テンションが上がる→生徒は講師のテンションにつられて、テンションアゲアゲ→講師はココロから楽しくレッスン→生徒は、最近英語が楽しくなってきた〜とやる気アップ
理想的なループですね♬
子供は楽しいことには、集中力を発揮する!
落ち着きがない、目が死んだ魚になっている、私語が多い…などの行動の裏には、「ツマラナイ!」という感情が潜んでます。
この「ツマラナイ」を取り除いて、「楽しい!わくわく♬」を増やしていくのが、子供英語講師の役目ではないかと思うのです。
ワタシの経験から、以下の2タイプの生徒を較べた場合
・従順で受け身な生徒
・元気すぎるくらいだけど、積極的に楽しくレッスンに参加する生徒
元気すぎる積極的な生徒の方が、習熟度が高いケースが多いです。
英語は、リラックスしながら楽しく集中して学ぶことが効果的なんですね。
まとめ
●講師の気力と、生徒のやる気は一致している。
●講師の気力をアップするには、十分な睡眠と体力維持が必須
●日々のレッスンで起こった不満、落ち込み、ストレスは、次のレッスンまで持ちこさず、早めに発散。趣味や娯楽で、一旦アタマを空っぽにして、リセットしましょ。
●講師のやる気アップで、普段のレッスンをラクラクこなして、生徒もやる気アップの良い流れを作ろう。
●子供は楽しいレッスンでは、リラックスして集中力を発揮する。それが、習熟度アップにもつながる。
以上は、ワタシの失敗例・成功例の経験を元にまとめてみました。日々、PDCAを繰り返しながら、少しずつ前に進んでいます。
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