児童英語講師のお悩み110番! 児童英語講師のリアル

こうすれば上手くいく!これから子ども英語講師を始める方へのアドバイス〜児童英語講師に必要なのは気力!〜

2016年2月5日

こんにちは、かりんです。

児童英語講師になって15年以上…まだまだ💦と未だ試行錯誤しながら、頑張ってます(¯―¯٥)

 

何故ならば

10年前、5年前、最近…と子供の感覚、保護者の感覚、英語教育への意識などなど、時代によって変化していくからなのです。

それ故に

児童英語講師のお仕事は、経験を積めば積むほど奥が深く、やりがいのあるお仕事なんですよね。

 

もう超ベテランだから、教えるのなんてチョロイもんよ( `ー´)ノこの完璧な私に何でも聞きなされ!

まぁ、こんな先生はいないと思いますが、もしこんな考えの先生がいたら化石講師・予備軍の危険性が!!!

 

 

さて、この『こうすれば上手くいく!これから子ども英語講師を始める方へのアドバイス』シリーズは、現役・児童英語講師のお悩みをテーマ別にまとめています。

 

 

前回の記事で、子供英語講師に必要なのは、1に体力、2に気力、3に寛容、4にコミ力、5に英語力とお話しました。

 

この記事では、子供英語講師に2番目に必要な、気力についてお話しますね。

かりん
講師の気力がなくなると、こんな危険性がはらんでいますよ!という警告を込めるので、皆さん覚悟は良くて?

 

 

 

生徒がこんな様子になったら、要注意

●保護者からの、こんなセリフ。

保護者A
最近うちの子、英語がつまらないと言って宿題をやらなくなって困ってます。

授業がなんだか、ダラダラ進んでる。講師の言うことは聞いてくれるけど、目が死んだ魚のように虚ろ…。

生徒A
ぽけーっ。。。。。。。。

反抗的な態度

英語ツマラナイ

ヤメたい

何か面白いことないのー?

疲れたー

生徒同士の雑談が長引く。

これらの警報をスルーしてはなりませぬ!放っておくと、生徒の退会続出につながりかねないから。

 

 

 

何故ならば...  生徒のやる気=先生のやる気 なのだ!

子供のパワーって、凄いですよね。体力・気力が減退中の大人は、太刀打ちなぞできません!

 

でも、もし自分が生徒の立場だったら…と想像してみて!

生活に疲れたおばさん(オトナ)に、英語習いたい?そんな、くたびれた人から愉しい英語の世界に入っていける?

機械的なレッスン、テンション低め、マンネリ化しているレッスン。また、コレやるのぉ?と、思わず口に出してしまう。

●逆に、先生の精神状態が不安定で、怒りっぽい先生の顔色を伺いながら緊張して授業を受けるのは?

 

ワン太
答えは、もちろんNoですね!

 

これらは、講師の気力減退やマンネリ化から来るもの。

そうです!

子供のやる気の無さ=講師のやる気の無さ、気力減退 が1番の原因なのです。

 

 

今から、講師の気力をアゲアゲにしよう作戦!

それでは、どうやったら講師の気力をアゲアゲにして、生徒のやる気もアゲアゲにできるか、一緒に考えてみましょ。

 

先生、睡眠足りてる?

寝不足でもイケるのは、20代まで。睡眠は1番のエネルギーチャージでっせ。目にクマもできちゃうし、ね。

 

気力と体力はつながってる!

気力アップには、日々の体力維持が基本ですね。特に、運動が苦手な先生、筋力不足は腰痛や膝の痛みが出やすいですよ。子供英語講師は、生徒の目線に立つので、膝や腰を曲げる動作はマストアイテム。腰痛、膝の痛みでは、これ以上の苦行はないでしょう(T_T)

 

体力維持には定期的な運動を!

30代以降から老後まで、定期的な運動は健康への第一歩。運動すればする程、疲れにくい体質になり、多少の無理も効くカラダになります。

 

これをしている時が幸せ♡という、趣味・娯楽は大事

仕事のストレスは、他で発散。例え、レッスンで落ち込むことがあっても、趣味でストレス発散。前に進むしかないので、例え嫌なことがあっても、気分転換してアタマを空っぽにしましょ。

 

まずは、先生自身がHAPPYな気持ちでいることが大事

幸せオーラのある人のそばに、ヒトは寄ってきますね。それは子供も同じ。英語の授業以外の、日々の過ごし方、「今、自分は幸せか?」を自問自答してみて。小さな幸せにも感謝できる「幸運体質」を目指したいですよね~。

 

 

実際、講師の気力を維持することで、レッスンもラクになれるんです。

講師の無気力レッスン→生徒のやる気ダウン→講師が怒る→生徒の不満→講師が悩む→生徒は教室を辞めたくなる→講師の無気力レッスン

 

ギャーΣ(゚Д゚) このループ、書いていて怖くなりました!

 

こんな悪循環に陥ってしまったら、立ち直るのも時間がかかりそう!気力・体力の消耗激しく、軌道修正をするのに、さらに気力・体力が必要になるはず。

 

ワン太
こうなる前に…転ばぬ先の杖?作戦、しちゃいましょ♬

 

このループの逆を実行すれば、良いのです

講師の体力アップ→生徒がムム?なんだか先生のパワーを感じるゾ→講師は生徒の反応の良さを実感し、テンションが上がる→生徒は講師のテンションにつられて、テンションアゲアゲ→講師はココロから楽しくレッスン→生徒は、最近英語が楽しくなってきた〜とやる気アップ

理想的なループですね♬

 

 

子供は楽しいことには、集中力を発揮する!

落ち着きがない、目が死んだ魚になっている、私語が多い…などの行動の裏には、「ツマラナイ!」という感情が潜んでます。

 

この「ツマラナイ」を取り除いて、「楽しい!わくわく♬」を増やしていくのが、子供英語講師の役目ではないかと思うのです。

 

ワタシの経験から、以下の2タイプの生徒を較べた場合

・従順で受け身な生徒

・元気すぎるくらいだけど、積極的に楽しくレッスンに参加する生徒

元気すぎる積極的な生徒の方が、習熟度が高いケースが多いです。

英語は、リラックスしながら楽しく集中して学ぶことが効果的なんですね。

 

 

 

まとめ

講師の気力と、生徒のやる気は一致している。

●講師の気力をアップするには、十分な睡眠と体力維持が必須

●日々のレッスンで起こった不満、落ち込み、ストレスは、次のレッスンまで持ちこさず、早めに発散。趣味や娯楽で、一旦アタマを空っぽにして、リセットしましょ。

講師のやる気アップで、普段のレッスンをラクラこなして、生徒もやる気アップの良い流れを作ろう。

子供は楽しいレッスンでは、リラックスして集中力を発揮する。それが、習熟度アップにもつながる。

 

 

以上は、ワタシの失敗例・成功例の経験を元にまとめてみました。日々、PDCAを繰り返しながら、少しずつ前に進んでいます。

 

 

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  • この記事を書いた人

かりん

大手英会話教室にて児童英語講師を19年間経験。資格:TOEIC825、英検準1級。訪日観光客のボランティアガイド経験多数。コロナ禍で自分を見つめ直し退職。その後もオンライン英会話を中心に学び続ける。英語学習のモチベーションは、海外の英語学習仲間の存在です。英語初心者から中級者への道のりは難しくありません!英語で夢を叶えましょう。

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