こんにちは、かりんです。
児童英語講師は、幾ら自分が準備万端でも、子供相手なのでハプニングはつきものです。
また児童英語講師に限らず、何を誰に教えるにしても、自分の思い通りに技能や言葉を伝えること、指導者の思惑通りに成長してもらうのは、難しいですよね。
この記事は、児童英語講師をやっていて
- 何だか思い通りにいかなくて大変だな〜
- やるべきことは沢山あるのに、子供たちがグダグダで、カリキュラムを消化できなくて困った!
- 子供たち、最近英語レッスンでやる気なくて、、、
というお困りの児童英語講師の皆さんに、エールを込めて書いていきます。
幼児・小学1年生はまだ、まだ自分をコントロールする力が備わっていないので、無理強いしない!時にはあきらめも必要。
この年代は、まだ天候や体調がやる気に左右されやすいですよね。また、冷暖房設備が不十分な環境では、注意散漫になりがちです。
それから、運動会が近くなってくると幼稚園や小学校での『運動会・練習』疲れで、英語のお勉強どころではありません!遠足の後のレッスン、とかもね。
子供達がどうしようもなく疲れてぐったりしている時は、先生の中の "TO DO LIST" は、アタマの隅に追いやりましょう!(毎回のレッスンでは困りますが...年に数回くらいは、こんな日があっても良いのでは?!)
レッスンで抑えるべきところをやっておけば、とりあえずOK(*^^)v
子供達の大好きな英語ゲームをふんだんに取り入れて、やる気をぐんぐんUPさせちゃいましょう。子供達のやる気がUPしたところで、軌道修正して、予定通りのレッスンプランに途中から戻ることも、十分可能ですよ☆
たとえレッスン内でやるべきことが、時間内に終わらなくても大丈夫❢
ライティングはやり方を説明して、宿題にもできるし、余裕のあるレッスンプランの日にまとめて行うこともできます。ま、その場合は保護者に説明をすると良いですね。
子ども達のご様子をみて、(運動会の練習でかなりお疲れ気味だったので)集中力を高めるために、動きのある英語のアクティビティを中心に取り入れました。
その結果、子供達が集中して発話回数が増えたり、○○という文字の定着に結びついたようです。
アクティビティの時間を特別に取った関係で、ワークブックの宿題があります。やり方は説明してありますので、この箇所をご家庭で学習していただけますでしょうか。
例えば、こんな感じで保護者に説明すると、保護者の方々も安心してくださいます。
などと感謝される場合もあり。
英語講師にとって最も大事なことは、用意したレッスンプランを滞りなく完遂することではなく、子供たちと一緒に英語力を伸ばすために今、何をすべきか?を常にアタマに入れて、臨機応変に対応していくことなのです。
お笑いのチカラで集中力UP!笑いでひきつけて、コントロールする方法
どの学年でも、何となくダラダラ~とした気だるい空気が流れる時ってありますよねえ~。あれ、いやですね...。
さらに悪いのが、1人でも気だるい子供がいると、そのダラダラ感がすぐにクラス全体へ伝染してしまう!
こんなセリフは、小学校4年生より上から聞こえてきそうですね。
こんな時は(日本語でも)なんでも笑いを取って、講師に注目させること☆注目したら、主導権はコチラのもの。クラスの空気がガラっと変わり、やりやすくなること間違いなし♪
子供達が声を出して笑ってくれたあとは、ちょっぴり疲れが取れて、スッキリ顔になるはず。笑いのチカラってすごいですよね。
笑いのネタについては、子供達の発達年齢に合わせたレベルで試してみてくださいね☆ こちらはスベッても良いので試行錯誤してみて(^_-)
子供達に自分の理想を押しつけない!先生が空回りして苦しくなっちゃうよ(*_*;
一生懸命に準備してこれで完璧!ってセンセイが思っても、いざレッスンをしてみると...子供達の反応がイマイチだったり、いま一つ身についてなかったり、『あれれ?この子こんなことも出来なかったの!ガッカリ』など、愕然とすること、ありますよね~。
センセイのコンディションが万全でも、子供によっては注意散漫な時もあるんです。
学校でもいろいろ学んで、頭の中がパンパンで一時的に、記憶力が低下したり、アタマが上手く働かなかったり...本人のやる気とは別に上手く機能しない時もある!
大人は特にあるあるですよね。子供だってあるんです、そんな時が!そういう時は、子供達を温かく見守ってあげよう。
子供にはさまざまなタイプがあり
○地アタマが良く、かつ努力家
○地アタマが良いが、努力はしない
○習得するまで時間がかかるが、努力して着実に身に着ける
○習得するまで初めは時間がかかるが、ある時からコツを掴んで一気に上達する
子供達がどのタイプかを把握して、その子に合わせたスピードで上達していけるように応援していけると良いですね。
そうすると、センセイの期待が裏切られることもなく子供達も伸び伸びと成長し、双方がHAPPYになれますよね。
子どもの英語習得の道は、それはそれは険しいものなので、長い目で見て小さな出来ることを沢山積み重ねていって、いつの間にか、『英語ができる私(僕)』になってもらいたいですよね☆
最後にレッスンお役立ちグッズ
ホンのちょっとした小道具が、英語レッスンの大きな助けになるんです。ご参考までに。
オモチャのマイク
単なる飾りのマイクですが、使い方によってはやる気UPにつながります。
主に幼児&小学1,2年までが、有効。スピーチやQ&A、リピートをしっかりしてもらいたい時に
『マイクを向けられた子は大きな声で話すこと。』をルールにすると、素直な子供達は、皆はりきって大声で発話やリピートをしてくれますよ~。
シール
可愛い100均のシールをご褒美に貼ります。ありがちですけど、これは全学年喜びますね。上手にできたスピーチ、スキット、歌などに貼ってあげます。『合格シールだよ!』ってつけ加えると効果大!子供達のモチベーションが上がりますよ。発表させたい時に有効です。
手作り教材
なんでも良いんです。子供達は手作り教材が出てくると、目がキラキラします☆
スキットの発表をさせたい時に、小道具を作っておくと、臨場感あって楽しくなります。
タブレット
スマホだと画面が小さいから見ずらいので、できれば ipad miniサイズくらいのタブレットが便利です 。
iPadは画像が綺麗なのもいいですね。
子どもの英語アプリ・オススメ
Endless Alphabet(Google版、Iphone版ともにあり)
無料ダウンロードして、オフラインで利用できます。アルファベットとフォニックスの音をアニメーションで学べ、さらにa-zまで興味のある単語も学べます。
単語を一つ選んでから、アルファベットの文字合わせをするゲーム。正しいアルファベットを合わせることができたら、キュートな声で『アルファベット、文字の音』が聞こえてきます。単語の全ての文字を合わせることができたら、アニメーション画面に変わります。
アニメーションでは、モンスターもどきのキャラクター達が、単語の意味をアニメで表現。結構ハマりますので、子供たちの受けは抜群!文字のニガテ意識のある子どもにこそ、オススメしたい子どもの英語アプリです。
タブレットをピクチャーカード代わりに利用
レッスンの中で写真や画像を取り入れて、その写真や画像について英語で話すこともできます。わざわざプリントしなくても、画像をあらかじめ保存しておけば、自由に閲覧できて便利です。
副教材の絵カードに準ずる位置づけと、イメージしてもらえればOKです。
また、【クリスマス、ハロウィン、サンクスギビング、イースター等】外国の文化を紹介する時に、外国のパレードの動画や、家庭の食事の風景写真などを見せてあげると、外国の文化への興味・憧れから、英語へのモチベーションが上がるはず。
これらは検索したら、簡単に見つかります。動画は長すぎると子供達が退屈してしまうので、数分のものを選んで!
タブレットの録音機能を利用
さらに、子供達が希望するならば、スピーチをその場で録音、自分の声を聴いて発音をチェック。さらに、送迎の保護者に成果を聴かせてあげることができます。もちろん、その後スピーチは消去してくださいね。
コチラは無理強いせず、子供達のテンションに合わせて取り入れると良いですね。自分の英語を聴く機会はないので、スピーチはかなり上達しますよ~。小学5,6年生に有効です。
パペット
3coins などで売っているパペットは、大変便利です❢
子ども英語教室・パペットお役立ち例
○スピーチのお手本をパペットがやってくれます。
○人数が少ないクラスは、パペットもクラスの仲間として一緒に参加して、賑やかになります。
○これから導入する表現を、講師とパペットが会話でお手本を繰り返し見せることができます。
○子供たちが上手に発話できると、パペットが褒めてくれます。
このように、愛らしいパペットは子供達の人気者。時には、パペットがふざけたりして皆を笑わせ、場を和ませる役目も担っている、万能グッズとなります♡
たたし、子供達も使いたがるので、パペットの役目が終わったら、すぐにGOODBYEさせてカバンの中に隠します。
子供たちと英語で楽しくレッスンするには、まずは先生が心からレッスンを愉しむこと♪
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