こんにちは、かりんです。
この記事では、児童英語講師の新年度スタートの心構えについて、一緒に考えていきます。
子ども英語教室は、幼稚園や小学校と同じく、4月から新年度がスタートします。
教材もクラス編成も新たに、時には講師交代もあり、ワクワクした気持ちで子供たちのやる気もUPする...そんな大切な時期ですね。
- これから児童英語講師になる先生は、この1年をどういう心構えでスタートするのか?
- 現役の先生は、この1年を振り返ってみて、次の1年間はどういう風に改良していくのか?
そんなことを一緒に考えていければ嬉しいです☆
子ども英語教育の根底にあるのは。。。
○講師も生徒も愉しく努力するが、我慢や犠牲はNG!
○クライアント(この場合は生徒&保護者)に満足してもらえるものを提供し続けること。
○生徒が真にチカラのつくレッスンを提供するためには、講師の英語力を底上げしていきたい!
1. 新年度はケジメの時期。教室のルールやしつけを再確認して、クラスコントロールを徹底させたい。
子ども英語教室のクラスコントロールに悩んでいる先生、たくさんいると思います。
実はワタシも、幼児や低学年のクラスコントロールは得意ではありません。元気すぎる男の子を落ち着かせるのは、こちらも気力&体力がいりますよね( ;∀;)
そんな時、新年度のはじめにこんなルールを約束してはどうでしょうか?
教室のルール
◇英語はしっかり聴くことで身につくので、先生のお話した英語を良く聴こうね。
◇楽しいことと、ふざけることは違います。せっかくのレッスンで、ふざける子がいたら楽しいレッスンではなくなるからね。
◇お友達と仲良く、先生のお話をきちんと聞いて、1年間楽しく英語を頑張ろうね。お約束できるかな?
もしこのお約束をした後に、またふざける子がいたら、先生が本気で怒っているよ!というサインを出して、
気づいてもらいましょ。
例えば、こんなサインを先生が出してはいかがでしょうか?
先生の有効なサインとは?
◇ふざけている子供の目の前に立ち、指導を始める。
◇先生が急に黙り、真顔でしばらく沈黙する...。
◇ふざけている子の両手をふさぐために、先生のアシスタントとして前に出させて仕事をさせる。
2. 新年度 保護者と講師のコミュニケーションにズレが無いように、再確認しておきたい。
新年度は、新たに保護者とのコミュニケーションを再確認する時期。
例えば、保護者との普段の連絡方法は、どうすればいいのか?
◇送迎時にブリーフィングできるか?
◇ラインやメールで連絡する方がお互い便利か?
◇メモや手紙、報告書等に連絡事項を書き加えるか?
◇電話連絡?
ワーキングマザーが多いので、対面でゆっくりお話しできないケースも珍しくない。そんな中、コミュニケーション方法も多様化しているのがツライところ。
お互いがストレスなく、連絡を取り合える方法を見つけられると良いですね。
もう一つは、保護者が教室への不満や不安・学習上の悩み等を抱えこまない、風通しの良い関係を築いていけるのが理想ですね♡
例えば新年度、保護者にこんなお声がけをすると、保護者は安心するのではないかな。
家庭学習上の悩み、心配事、質問などがありましたら、いつでもお声がけください。一緒に考えていきましょう。
3. 進級してくれた生徒さん、それぞれの目標を立てて、1年後に達成できるよう生徒ケアのカスタマイズができたら最高なんだけど☆
これは、なかなか難しい。個別指導塾ではないので、常に生徒個々の上達具合を意識したレッスン、複数の目を持たないと出来ないかも((+_+))
冷静に判断できるのは、宿題の採点時や、スピーチなど個別に発表するとき。あまり、細かく目標設定すると、講師の仕事量が増えて墓穴を掘ることになるので、はじめはかなーり大ざっぱに立ててみようかと思う。
ちなみに、どのレベルもリスニング力は、身につきやすいので目標設定から除外しました。
例えば子ども英語教室で、こんな目標設定をしては?
◇(幼児)歌やチャンツがしっかり歌える。アルファベットがしっかりとした運筆で、お手本通りに書ける。レッスン中、きちんと集中して参加できる。
◇(低学年)アルファベットの大文字(小文字)がランダムに読める。大文字(小文字)が見なくても書ける。簡単なスピーチができる。
◇(中学年)英文をお手本通りに、文章の規則を守って上手に書ける。単語や既習の文が読める、または読むコツをつかむ。家庭学習を自発的に丁寧にできる。長めのスピーチやリスニング問題もできる。
◇(高学年)文法規則を理解できる。並べ替え英作文ができる。少し長めの長文問題も解ける。スピーチを作ることができる。洋楽が歌える。
4. 子供英語講師に求められる英語力、敷居がどんどん上がってますよ~!今年こそ、英語力の底上げをしたい!
2020年東京オリンピックに向けて、文部科学省の英語指導も実用的な使える英語(読む・書く・聴く・話すの四技能)を身につけるための教育方針に変わっていきます。
そんな中、学校の英語教師も英検準1級以上の取得が必要になってくる!(現状は、取得している教師の方が少ないそうですが...)
確かに近い将来、中学校の英語クラスで『英語を英語で教える』となると、それなりの会話力・発音の良さがないと授業が成り立たなくなりますから、ホントに厳しい世の中ですわ~。まさに、英語のセンセイも駅前留学する時代ですね。
もちろん、学校のセンセイだけでなく、子供英語講師も例外ではない!
子どもに英語を教えるのに、これから身につけておきたい英語力はズバリ!
◇即興でやり取りできる英語力
◇英語での質問力
◇パラフレーズ(文の言い換え)できる力
◇文脈に合わせて使い分ける文法・語彙知識
◇自分のことばで優しい英語表現で生徒に伝えられる、しかも生徒のレベル別に
◇適切な発音、リズム、イントネーションで話せるか
英語力の底上げですが、『アルクの挑戦900点TOEICテスト攻略プログラム』という半年間の通信講座を始めたところです。外資系企業で実際働いているようなタスクを解きながら、ゲーム感覚で英語を学べるところが、アルクの憎いところですね♡
アルクの900点攻略講座については、そのうち記事で紹介したいと思います。
5. ついでに講師の顔もヴァージョンアップさせちゃいましょ。顔ヨガと英語講師の相性は抜群☆
顔ヨガレッスンを10日前に受けて、『むむむ!これは、表情豊かな子供英語講師にぴったりのトレーニングでは?!』と気づかされました。
センセイの研修でも、『表情って大事だな。表情一つで、印象が良くも悪くも変わるので、これを利用しない手はないな!』と思ったんです。
そこで、英語講師に役立つ3つの顔ヨガを 間々田佳子氏監修の『顔ヨガで幸運をつかむ』より紹介しますね。
これで、アナタも明日から表情美人を目指せますよん♪
1.華やかな笑顔になる口角スマイル
口角がキュッと上がった華やかな笑顔を目指そう!
①写真左:左右同じ位置になるように口角を上げる。前歯を八本見せてニッコリ・目もパッチリ。
②写真右:人差し指で口角を上げてサポート。頬を持ち上げて10秒キープ。指を戻して脱力×3回。慣れてきたら、指のサポートなしでできるように練習する。
2.落ち込んだ時の、亀の幸せポーズ
亀が甲羅干しをしているようなコミカルなポーズで幸せを引き寄せる!ちょっと志村けんのアイーンに似てなくもないか(*'▽') 確かに、鏡に映った自分のこのポーズを見ると、落ち込んでるのが馬鹿らしくなっちゃいそう。
①写真左:下唇を上唇にかぶせて、口角をキュッと上げる。
②顎を上げて、首を伸ばす。目線を少し上げて10秒キープ。顔を元に戻してリラックス。
3.ストレスで爆発しそうな時の、おたけびの顔
悔しい思いをしたときや、イライラやストレスMAXの時にオススメなポーズ。ココロと身体の内側から負のものを全て吐きだしちゃいましょ!
①写真左:ふつうの顔
②写真右:目を大きく開けて、息を吸い込み、「わあ~っ!」っと声を出しながら、顔を思いっきり外に開く。息を吐ききったら目を閉じてリラックス。スッキリするまで×2~3回行う。
ぜひ、嫌なこと・モノを吐きだすイメージでやってみよう!解放感たっぷりの表情ですね。
顔ヨガレッスンから10日。朝晩毎日9ポーズをサクッと続けてます。まだ、小顔からはほど遠いけど、表情豊かにはなったかな。口角は自然とあがってきたので、いい感じですね。
さて、子供英語講師はプレッシャーもあり、ツライこともあるけど、それ以上にHAPPYをもらえるから続けられるのかもしれませんね。
亀の歩みでも良いので、1か月前の自分よりもちょっとだけバージョンアップした子供英語講師を目指して...かりん講師の修行はまだまだ続きます。
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